近年、カーリース市場において注目を集めているのが、「エンキロ」という新しいかたちのサブスクリプション型マイカーリースサービスです。
2024年にグッドデザイン賞を受賞したエンキロは、「使った分だけ支払う」というシンプルかつ合理的な仕組みにより、従来のカーリースの常識を覆す存在となっています。
エンキロとは?
エンキロは、月額の「基本料金」+「距離料金(従量制)」という2つの料金で構成される、全く新しいマイカーリースサービスです。
これまでのカーリースや残価型クレジットでは、月間1,000~1,500kmの走行を想定し、毎月固定の月額料金が課されていました。しかし、日本では多くのドライバーが休日にだけクルマを使う「週末ドライバー」です。
実際に全国平均の月間走行距離は約370kmに過ぎません(※日本自動車工業会「2021年度乗用車市場動向調査」より)。
こうした実態に目を向けたエンキロでは、「走行距離が少ない人ほど安く乗れる」という画期的な料金体系を導入しています。
エンキロの料金体系
■ 月額基本料金(抑え目)
- 毎月の定額支払い。従来のリースより安価に設定されています。
■ 距離料金(従量制)
- その月に走行した距離に応じて、1kmごとの従量課金が加算されます。
例:月に300kmしか走らなかった場合、距離料金はその分だけ。使わない月はお得です。
エンキロが向いている人
- 週末だけ車を使う都市部の人:普段は電車や自転車移動で、休日だけ郊外に出かける方に最適です。
- 地方在住で2台目を検討している家庭:奥様用やセカンドカーとして、走行距離が少なく抑えられるケースにマッチ。
- 子育て終了後のシニア層:以前ほど車に乗らなくなったが、車の必要性は感じているという方にも人気です。
人気の車種
エンキロではリセールバリューの高い車両ほど、距離あたりの減価が小さいため、お得に利用できます。
そのため以下のような車種が特に人気です。
- トヨタ ハリアー、RAV4
- ホンダ ヴェゼル、ステップワゴン
- トヨタ ノア、ヴォクシー
- クラウンスポーツ、レクサスNX/RX
- メルセデス・ベンツ GLB
エンキロのメリット
- 走った分だけ支払うから無駄がない
- 定額部分が安いので、家計にもやさしい
- 自分の走行スタイルに合った車種をお得に利用できる
- リースでも自由度の高い車種選びが可能
- 料金設計が明確で合理的
エンキロの注意点(デメリット)
- 月によって料金が変動するため、予算の管理はやや複雑
- 距離をたくさん走る人には割高になる可能性あり
- 基本的に車両は返却前提なのでカスタマイズには制限がある
まとめ:エンキロは「使う分だけ払いたい」人のためのカーリース
エンキロは、従来の「固定制」リースに対して、走行距離に応じた「変動制」という新たな選択肢を提供しています。
週末中心のドライバーやセカンドカーを検討している方にとって、コストパフォーマンスが高く、非常に合理的なサービスです。
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「今の自分のライフスタイルだと、どのくらいの料金になるんだろう?」
気になる方は、公式サイトのシミュレーターを使って、月々の想定料金を確認してみましょう。
無駄のないマイカーライフ、始めてみませんか?